2017年2月18日に第49回 宮崎救急医学会が開催されました。会長の宮崎大学医学部救急災害医学講座の落合秀信 教授の挨拶にはじまり、一般演題20題の口演があり、133人もの方が参加されました。また「「熊本地震への支援活動を通して見えた宮崎県の災害医療に関する課題を検証する」と題したパネルディスカッションが行われ、宮崎の行政、DMAT、JMAT、JRAT、DPAT、薬剤師を代表する方々の貴重なご意見を伺うことができました。
特別講演では、東北大学病院 総合地域医療教育支援部 教授 石井 正 先生をお招きし、「東日本大震災時における災害対応経験とその後の取り組みMedical response to the Great East Japan Earthquake and our efforts to prepare for future disasters」と題して東日本大震災の経験について講演して頂き、南海トラフ沖地震に備えるべく宮崎県の課題と同時に宮崎県の災害対策の恵まれている点を知ることができました。
最後に、今回から医学生・研修医セッションが企画されることとなりました。4名の若い医師、医学生に発表して頂き、聴衆の採点で優秀賞を表彰させていただきました。今後もこのような企画を継続し、宮崎県の医学生、若手医師の発表の場になればと願っております。
宮崎救急医学会事務局